日本の安全保障について思うこと

日本の安全保障について思うことについて記述していきます。個人的見解に基づいて記述しています。


特集
北朝鮮関係

有事の際の日本人の救出計画

有事の際、そこに滞在する日本人の救出(帰国)が急務になる。

mainichi.jp

 

ちょっと前の話ですが、2月にタイで、自衛隊による日本人の救出訓練が実施されました。

この日本人救出は、一昨年の安保法制の中で、新たに自衛隊に追加された「在外日本人の救出」に基づくものです。

 

 

さて、韓国有事の際の日本人救出というの課題になります。

韓国に滞在する日本人は36000人程度と言われていますが、これはかなりの数。

自衛隊の輸送機C-1の場合、輸送定員は60名、C130で92名です。

仮にC-1の場合だと、単純計算で36000人運ぶには、600往復必要になります。

航空機だけでの救出、600往復というのは現実的ではありません。

艦船も併用することが重要になると思います。

 

さらに障害があります。

救出作戦を実施するにあたり、日本側の要件として、この3つが必須になります。

(1)現地当局が治安維持し、戦闘行為が行われない
(2)派遣先国の同意
(3)救出任務ができるよう現地当局との連携の確保

現在の日韓関係で、しかも有事の混乱の中で、特に(2)(3)が認められるかが未知数なのです。

特に艦船には、韓国が嫌う旭日旗が掲げられています。

 

このあたりは外交の力が必要になります。

帰任した長嶺大使の役割が極めて重要になってくると思います。